JAHA認定 獣医外科専門医/J.C.V.Sについて
JAHA(日本動物病院福祉協会)認定病院制度の趣旨
JAHA(日本動物病院福祉協会)認定病院制度は、1999年に、スタートしました。この認定制度の趣旨は「飼い主様が安心して利用することの出来る動物病院」とはどのような動物病院であるかを最新の獣医学、獣医医療の現状に照らしてハード、ソフトの両面において基準を設定し、その基準を達成した病院をJAHAが認定する、というものです。
認定病院はハートのある、誰でも安心して最新の獣医医療を受けることができる動物病院で、科学的な根拠に基づいた、正しい飼い方と躾け方、問題行動の予防、治療、ヒューマン・アニマル・ボンド思想啓発などが出来る病院とされています。
JAHA(日本動物病院福祉協会)認定専門医制度について
JAHA(日本動物病院福祉協会)認定専門医制度は、内科専門医/J.C.V.Ⅰ、および外科専門医/J.C.V.Sの2つの部門で構成されています。2000年に、臨床経験3年以上の獣医師を対象に、教育プログラムがスタートし、2003年に第一回目の内科専門医/J.C.V.Ⅰ、および外科専門医/J.C.V.Sの認定試験が実施されました。[ 1 ]
臨床経験3年以上に入学許可される、教育プログラムコース〔履修には現在4年間以上が必要〕を満了したものに対して専門医受験資格が与えられ、その後、専門医試験に合格した獣医師。
[ 2 ]
過去の実績などから、十分に専門医としての見識、技量を備えていると認定される獣医師。
上記[ 1 ]または[ 2 ]の条件のいずれかを満たした場合に、認定専門医の称号が与えられます。
認定外科専門医/J.C.V.S認定試験の受験に必要な、必須履修科目は以下の8科目です。
1. 救急救命学
2. 軟部外科学/腹部外科A
3. 軟部外科学/腹部外科B
4. 胸部外科学
5. 形成外科学
6. 腫瘍外科学
7. 整形外科学
8. 神経外科学
また学会での研究発表や、ジャジメントが行われている学術誌での投稿論文掲載が受験には必要とされています。
2006年4月に院長は 外科専門医/J.C.V.S を[2]の条件により認定されました。